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基礎からはじめるレイアウトの学校

基礎からはじめるレイアウトの学校

佐々木 剛士 著/大里 浩二 監修/大橋 幸二 著/市川 水緒 著
定価 2,750円
(本体 2,500円+税10%)
※電子書籍の価格は各販売ストアにてご確認ください。
発売日 2014-03-25
仕様 B5判/192P
ISBN 978-4-8443-6415-3
はじめてレイアウトをする人や、きちんとレイアウトについて教わったことのない人のために、定番のセオリー、考え方、基本的な知識、そして現場のテクニックやコツをやさしく解説しました。レイアウトをはじめる前に知っておきたい、媒体の特性や誌面設計、視線の流れ、構図や段組み、といったレイアウトをする以前に必要な考え方を理解した上で、具体的な「レイアウト」「文字」「ビジュアル要素」「配色」についての実践的な手法や考え方を順を追って解説していきます。たとえば、「レイアウト」の章では、いわゆるグリッドシステムや余白といった考え方だけではなく、カセット、日の丸型、逆三角形型、といった現場で使われている実際の手法を見せながら、その考え方と応用、実例を解説します。本書では、基本的な知識をふまえた上で、さらに応用やバリエーションを学びながら、プロの実例で確認をしていくことで、より実践的なレイアウトの基本が身につけられる仕組みになっています。[基本]→[応用]→[実践]の3つのステップで学べる、レイアウトの教室です。

■ページ見本










目次

はじめに
本書の使い方
Chapter1 レイアウトをはじめる前に
01 まず、誌面設計をしましょう
02 情報を整理していきましょう
03 人の視線の流れを理解しましょう
04 ラフを描くと方向性が見えてきます
05 紙面分割の考え方でバランスよく
06 版面率を考える
07 レイアウトの構図について
08 最適な文字組方向について
09 本文の段組み設定を考えましょう
10 ページネーションの考え方
COLUMN 「黄金比」

Chapter2 デザインの現場で使われるレイアウト手法
01 整然と美しくみせる方法(整列)
02 繰り返してストーリーを演出(反復)
03 ゆとりと緊張感を演出(余白)
04 引き合う効果で訴求力アップ(対比)
05 ゆるぎない安定感(シンメトリー)
06 レイアウトの制御(グリッドシステム)
07 小組みで情報を整理(カセット)
08 図版の抑揚とバランス(強弱)
09 中心に視線を集中(日の丸型)
10 不安定さで表す緊張感(逆三角形型)
COLUMN 「ピクトグラム」

Chapter3 文字をレイアウトする
01 和文レイアウトの基本
02 欧文のレイアウトの基本
03 本文設定は可読性への配慮が大切
04 タイトル・見出しへ引き付ける工夫
05 リード、キャッチコピーの文字設定
06 キャプションのレイアウト
07 タイポグラフィで魅せる工夫
08 テキストとビジュアルを絡めた演出
COLUMN 「適正解像度」

Chapter4 ビジュアルをレイアウトする
01 ビジュアル要素の特徴と使い方
02 写真を裁ち落として広がりを演出
04 写真を角版で扱うレイアウト
03 写真を切り抜いて賑やかな印象に
05 写真のトリミングでメッセージを訴求
06 写真のジャンプ率で緩急を付ける
07 ビジュアルをレイアウトの背景に利用
08 写真を補正・加工してイメージを調整
09 写真撮影のディレクションについて
10 イラストで直感的に伝えるレイアウト
11 解説イラストで内容をわかりやすく
12 インフォグラフィックで情報を視覚化
COLUMN 「媒体ごとの入稿ルール」

Chapter5 配色をレイアウトに取り入れる
01 配色をレイアウトに取り入れましょう
02 配色でイメージをコントロール
03 コントラストを活かした配色
04 彩度、明度で配色のトーンを統一
05 キーカラーで紙面のイメージを固定
06 アクセントカラーの活用方法
07 バランスよく配色するための面積構成
08 文字を配色することの効果と注意点

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