人物、あるいはその動きを描画する際に、より魅力的で人間味溢れる表現を実現するには、人体のメカニズムを理解することが大変有効です。骨や筋肉の仕組みを知り、どのように動き、機能するかを理解することで、立体的で動きのある描画が可能になるのです。本書は、人体を構成する骨や筋肉の構造、動きの仕組みを美術解剖学の側面から、最新のCGを使ったわかりやすい図解と解説でまとめています。1章「全身」では、体全体の構造や機能について、外観や筋肉、骨格を図解し、2章「部位の形状」では、「頭部」「胸部」「腹部」「腰部」「脚」「腕」に分けて細かく図解し、その特徴を解説します。3章「ポーズ」では、基本動作と日常生活の動きにわけ、動きによって筋肉や骨がどのように動作し、見た目にどう影響を及ぼすかを解説します。人物とモノが絡んだときに体がどのように変化するかが理解でき、イラストレーターやCGデザイナーはもちろん、アニメやゲーム、漫画を描く際にも大変役立つ一冊です。また、「骨格モデルデータ(obj形式)のダウンロード」特典があり、3Dアプリケーションに加え、Photoshop CS6 Extendedなどで読み込み可能です。
ダウンロードサイトはこちら→http://www.cgdesigners.com/jintai/