MdN Booksから9月・10月に読んでほしいオススメ本をピックアップ。芸術は“心の栄養”といわれるほど人々を癒します。季節の変わり目で心身ともに疲れるこの時期、ぜひ取り入れてみてはいかがですか？ そこで今回は、日常生活の中でも芸術を味わえる書籍をご紹介します。

『おとなのアート塗り絵1 世界の名画　印象派の巨匠たちI』『おとなのアート塗り絵2　うつくしい伝統の和柄　色彩豊かな文様編』は、名画や伝統の図柄について学びながら、自分で彩色できるのが魅力です。

『大人の教養ぬり絵＆なぞり描き　歌舞伎』は、初心者にとって敷居が高い歌舞伎の入門にオススメ。『仮名手本忠臣蔵』や『義経千本桜』といった有名な演目の紹介から名場面のなぞり描きまで、幅広く楽しめる本です。『自律神経を整えるスクラッチアート 幸せ輝く龍神』は、天井画絵師・齋灯サトル氏が手掛けたスクラッチアート。専用ペンでシートを削れば、勇ましい龍神のイラストが浮かび上がります。

『名画の読解力 教養のある人は西洋美術のどこを楽しんでいるのか！？』は、絵画鑑賞がより楽しくなる一冊。西洋美術に通底する聖書や神話といったモチーフから、絵画に秘められた物語を読み解いていきます。よりマニアックな世界を楽しみたい方には『アンティークコインマニアックス コインで辿る古代オリエント史』がぴったり。コインの図柄から、古代オリエント史をわかりやすく解説しています。

名城の建築方法や装飾から歴史をたどる『ニッポン名城紀行』や、国旗のデザインから各国について解説する『国旗の考現学』は、芸術と歴史や政治との関わりについて知識を深めるのに最適です。

多種多様な書籍の中からお気に入りを見つけて、芸術の秋を楽しみましょう。