【ワークショップについて】
写真表現の総合情報誌『PHOTO GRAPHICA』がお届けする写真ワークショップの第3弾は、2名の写真家による展示レビュー形式の人物撮影・作品制作講座です。テーマ性の高い作品を制作し続けている池田晶紀さん、女性ポートレートの達人である常盤響さんを迎え、作品展示を通じてポートレート撮影の基本的な手法や楽しさを撮りながら学べる講座です。
1日目はモデルを被写体に、最終的な展示イメージを頭の中で描きながら女性モデルのポートレート撮影を行います。講師によるお手本を見ながら、人物撮影や作品制作の基本的なルールや考え方も学べます。
2日目の展示と作品レビューでは、各自が撮影してプリントした写真を持ち込み、会場に設定された展示スペースに展示をしてプレゼンを行い、全員でレヴュー(講評)を行います。写真の見せ方や並べ方といった展示を体験しながら、写真の見方や写真表現の考え方を体感できます。
撮影に使うカメラはデジタル、フィルムを問わず参加者ご自身で選択が可能です。写真を始めたばかりの方でも気軽に参加いただけますし、写真をただ撮るだけでは飽き足らない方にはよりおすすめの講座です。
【こんな人にオススメ】
・思い通りに人物を撮影してみたい人
・写真で作品をつくって展示をしたい人
・写真の見方や表現のアイデアを学びたい人
【プログラム概要】
■DAY1 2010年8月21日(土) 10:00~16:30
SESSION 01 ポートレート撮影の基本ルール(講義)
SESSION 02 講師によるポートレート撮影講習
SESSION 03 参加者によるポートレート撮影
池田晶紀さん、常盤響さんの指導と実演で、女性モデルのポートレート撮影を行います。屋外、屋内、モチーフなどコンセプトメイクとシーンチョイスをしっかり定めて参加者に撮影をしてもらいます。
■DAY2 2010年8月28日(土) 13:00~17:00
SESSION 04 作品展示とプレゼンテーション
SESSION 05 講評会
セッション終了後、自由参加の懇親会を行う予定です。
DAY1で撮影した写真を現像・プリントして持参してください。作品は、それぞれ展示して池田晶紀さん、常盤響さんと参加者で講評を行います。自分の作品はもちろん参加者が同じ被写体をどのように捉えたのか、全員参加型の講評会で楽しみながら作品づくりの醍醐味を味わいましょう。
※セッションのテーマや内容、時間配分は暫定のものです。最新情報はWebをご確認ください
http://www.MdN.co.jp/photographica/
【開催概要】
主催:(株)エムディエヌコーポレーション PHOTO GRAPHICA編集部
開催日:2010年8月21日(土)・28日(土) 2日間
時間:1日目/10:00~16:30 2日目/13:00~17:00
会場:KANZAN あきち(東京・青山)
定員:20名
最少開催人数:6名
料金:学生21,000円(税込)/一般30,000円(税込)
お申し込み方法:弊社Webサイトよりお申し込みいただけます。
URL:
http://www.MdN.co.jp/photographica/
※学生割引の対象など詳細は、Webでご確認をお願いします
【講師プロフィール】
池田晶紀(いけだ・まさのり)
写真家。横浜生まれ。東京都在住。1999年、自ら運営していたドラックアウトスタジオで個展を中心に活動を始める。
2003年よりポートレート・シリーズ『休日の写真館』で写真家としての創作や個展での発表を行っている。アーティスト三田村光土里とのアートユニット「池田みどり」としても活動中。コミックバンド「ゆかい」としてライブ活動も行っている。
常磐響(ときわ・ひびき)
写真家、デザイナー。1966年、東京生まれ。1990年代、CDジャケットや装丁を中心にグラフィックデザインを始め、それにともない写真を始める。2008年にはロンドン、バルセロナで展覧会を開催。写真集に『Rolexibition』(リリー・フランキー氏との共著)『Sloppy Girls』(新潮社)、『Freedom of Choice』(河出書房新社)、『GirlFriends』(小学館)などがある。