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写真は「構図」でよくなる! すぐに上達する厳選のテクニック23

山田 芳文 著
定価 1,760円
(本体 1,600円+税10%)
※電子書籍の価格は各販売ストアにてご確認ください。
発売日 2018-07-25
仕様 B5変形判/160P
ISBN 978-4-8443-6776-5
最近はミラーレスカメラが広く一般に普及するようになり、写真人口がより一層増加しました。新規に参入したメーカーもあって、カメラの選択肢も広がりました。それぞれに個性的で魅力のある商品がありますが、メーカーやカメラのカテゴリーが違っても、ほとんどすべてのカメラに共通するのは、多くの操作が自動化されたことと、多機能化されたことです。そんな中、昔と変わらず今も完全には自動化されていないものがあります。それが画面構成、いわゆる「構図」です。画面の中の要素をどのように構成していくのかはカメラが自動でやってくれないので、撮影者自身がしなければなりません。本書は、構図にスポットを当て、23のセクションに分類し、それぞれについて作例とともに解説しています。習得に10年はかかると言われるライティングと違って、構図は短期間で習得が可能です。しかも、構図をほんの少し工夫するだけで写真はぐっと良くなります。「写真を見てもらう人に伝わりやすい構図とは?」や、ときにはセオリーとは正反対の方法でアプローチした方がいい場合などについても言及していますので、作品づくりのヒントにしていただけます。

■ページ見本






目次

■CHAPTER 1 写真は引き算
01 不要物をフレームアウトする絶対的引き算
02 不要物の存在感を弱める相対的引き算
COLUMN おススメのカメラはミラーレス? 一眼レフ?

■CHAPTER 2 主役の大きさを考える
03 主役を小さく写して空間の広がりを伝える
04 主役を程よい大きさで写して安定感を出す
05 主役の一部をはみ出させて迫力感を出す
COLUMN レンズは単焦点とズーム、どっちがいい?

■CHAPTER 3 主役の位置を考える
06 向いている方向にスペースを取る
07 向いている方向を詰める
08 日の丸構図で撮る
COLUMN AF/MFとライブビュー

■CHAPTER 4 縦位置か横位置か 61
09 横位置で広がりを表現する 62
10 縦位置で高さや奥行きを表現する 68
COLUMN 露出の基本を知っておこう 74

■CHAPTER 5 脇役アリかナシか
11 主役を引き立てるための脇役を画面に取り入れる
12 主役だけでストレートに表現
COLUMN 三脚とレリーズがあれば、表現の幅が広がる

■CHAPTER 6 絞りのコントロールと構図
13 絞りを絞って画面全体をシャープに
14 絞りを開けてボケを活かすことで立体的に
COLUMN 被写界深度ってなに?

■CHAPTER 7 レンズワークと構図
15 広角レンズで遠近感を強調する
16 望遠レンズで距離感を圧縮する
COLUMN NDフィルターを使ってみよう

■CHAPTER 8 カメラ位置から考える
17 高い位置から説明的に撮る
18 低い位置から主観的に撮る
COLUMN 明暗差が大きい被写体はHDRで

■CHAPTER 9 構図とリアル系・ファンタジー系
19 芸術性は排除して実用的に撮る
20 人間の目とは違って見えるように撮る
COLUMN 比較明合成で時間の経過を表現

■CHAPTER 10 画面に変化をつける
21 色彩のアクセントを取り入れる
22 シャドウを取り入れて画面を引き締める
23 静と動を対比させて動感を表現

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